トップ > 施工事例 > 市野山の家

市野山の家

Ichinoyama House

落ち着きあるラグジュアリーな木の家

 
市野山の家ギャラリー設計から完成までをブログで詳しく見る

落ち着きあるラグジュアリーな木の家

スクエアなファサードを持つ建物は、マットでマッシブな横葺きガルバリウム鋼板が外部を包み込む。ガルバリウム鋼板の外壁に同一の横張りでから松ドイツ下見板張りを合わせ、木の家の柔らかさと端正な意匠を両立している。
 
1階の空間は落ち着きある左官塗り仕上げにミディアムブラウンが印象的なチーク無垢フロアをあしらうことで洗練されたラグジュアリーな木の家に仕上がっている。
 

機能的に配置した造り付け収納家具

造作キッチンを中心にしたキッチンスペースには、カウンター型収納や物入れからなるキッチン背面収納を機能的に配置。造り付け家具の特徴でもある空間に馴染む統一感ある意匠で室内に溶け込む。
造作家具は、既成の持ち込み家具では実現できない収納率とデザイン性の両立を図っている。
他にもシューズクローク、書棚、TVボード、PCコーナー、洗面化粧台などの造作家具・収納が各所に機能的に配置されている。
 

エネルギーロスの小さな断熱性能と床下エアコン暖房システム

新潟より厳しい北東北の省エネ基準(Ⅱ地域:Q値基準1.9w・m2K)を容易にクリアする断熱性能を持つことで、解放感のある空間ながらエネルギーロスが少なく低燃費、室内の上下温度差が少ない室内環境を実現している。
また、暖房方式として床下にエアコンを配置した「床下エアコン暖房システム」を装備。
熱容量の大きな床下空間の基礎に蓄熱させながら室内に熱を供給すると共に、床面全面を心地よく暖め不快ゾーンのない室内に。
エアコンは高いヒートポンプ性能と低ランニングコストを併せ持つ設備。これを建築一体で機能させる建築化暖房として機能するよう床下暖房方式で設計することで、高価な空調システムを導入せずとも、安価で設備更新もしやすいコストパフォーマンスの高い暖房システムを実現している。
 

主な仕様・仕上げ

建物

家族構成

夫婦+子供2人

面積

敷地面積 - 166.40m2(50.23坪)

建築面積 - 78.66m2(23.79坪)

延床面積 - 110.13m2(33.32坪)

主な構造・性能

構造材

柱・梁/越後杉ブランド(県産スギ製品)、一部米松、一部構造用集成材、土台/ヒノキ

下地材

越後杉ブランド(県産スギ製品)、構造用合板、火山性ガラス質複層板(ダイライト)、構造用MDF

構造設計

許容応力度計算にて安全確認(積雪1.3m考慮)

温熱設計

Q値(熱損失係数)/1.74W/m2K

μ値(夏期日射取得係数)/0.04

主な外部仕上げ

屋根

ガルバリウム鋼板竪ハゼ葺き

ガルバリウム鋼板横葺き、から松ドイツ下見板張り

建具

樹脂サッシ+複層Low-Eガラス(YKK AP APW330)

デッキ、フェンス

エステックウッド(杉)

塗装

化粧柱・梁/ウッドロングエコ塗り から松ドイツ下見板/ウッドロングエコ塗り

主な内部仕上げ

天井

1階/左官仕上げ(ゼオライトエコナ) 洗面・トイレ/月桃紙貼り

2階/土佐和紙貼り トイレ/月桃紙貼り

1階/左官仕上げ(ゼオライトエコナ) 洗面・トイレ/月桃紙貼り

2階/土佐和紙貼り トイレ/月桃紙貼り

1階/チーク無垢フロア貼り 洗面・トイレ/クッションフロア貼り

2階/カバ桜無垢フロア貼り トイレ/クッションフロア貼り

塗装

造作木部/プラネットカラーグロスクリアオイル塗り 床・建具枠/キヌカ塗り 造作キッチン・キッチン背面収納・洗面カウンター/ウレタン塗装

主な内部仕様

造作家具

テレビボード、本棚、キッチン背面収納、PCコーナー、洗面化粧台、シューズクローク棚、可動棚

建具

製作建具シナ合板フラッシュオスモ塗り、他

キッチン

造作キッチン

設備

暖房

エアコン、床下エアコン暖房システム

冷房

エアコン

給湯

エコキュート(ヒートポンプ給湯器)