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STYLE

スタイル

工務店の業界ポジション(立ち位置)とあるべき姿

今では工務店であっても大工がいない工務店(=大工は外注)も珍しくはありません。山口工務店は初代が宮大工として創業した歴史を持ち、現在も自社で大工を持つ工務店として仕事を続けています。
衣食住のどの産業分野においても時代とともに手作りから工場生産に形態が変化し、大量生産・大量消費の時代へと移っています。そんな中、比較的遅かった”住”の分野でにも規格化・工場製品化の波が押し寄せているのが事実です。とはいえ、時代が進んだ現代においても家づくりは一品生産・現場生産(現場施工)という形態が大きな流れです。
つまりは、工業製品化が進みつつある現代の家づくりにおいても、住宅の品質を左右するのが職人の仕事の質であることは変わっていません。
工務店は家づくりのプロセスの中で、設計と施工(大工、他職人)、そして現場監理に対し、ハウスメーカーや設計事務所など、他のどの業態よりも密着した関係性をもって現場に臨んでいます。設計が現場を知り理解し、現場も設計を知り理解するそんな最良の環境が工務店という形態にあり、これが私たちの最大の強みでもあります。

手仕事 + 建築デザイン = 山口工務店 ≠ 工務店?

工務店の家づくりは大工あってこそ。ていねいな仕事ができる大工がいる強みを活かし、手仕事を大事にした家づくりをしています。
しっかりとした構造・性能はもちろん、さらに意匠や使い勝手、住空間の面でもいい家を作りたいと日々新しい技術や情報を吸収し家づくりに還元しています。
私たちは工務店ならではの家づくりに意匠性・設計力を強化し、作り手のプロである工務店と、設計のプロである設計事務所の中間のような一般の工務店とは少し立ち位置が違う『工務店らしくない工務店』というスタイルを目指しています。

地域工務店として

私たちは全国を網羅するような所帯の大きな工務店ではありません。阿賀野市に会社を置き、地域工務店として代々その地に根ざして何世代にも渡り住まいづくりをしてきました。そして設計から施工・現場監理と全てのプロセスを知る生みの親であり、自分の子を見守り続ける義務と役割も担っています。ある意味住まい手の方よりも住まいをよく知る立場でもあります。
お客様は住まいの完成と共に新しい生活が始まりです。私たちも住まいとの関わりは工事完了が終わりではなく、むしろ竣工以後が時間的にも長く関わることになるのです。住まいは人と同じく時間と共に成長し、時には体調を壊し手当が必要な時もあります。私たち地域工務店は大きな組織改変も人員異動もそうあるものではありません。つまり家づくりに関わった者が自然と最後まで住まいを守り続けられる自然な体系が整っています。
他の建築業態と違い、私たち工務店は今までも、そしてこれからも変らることなく、”住まいの守り手”として地域に根ざして仕事を続けていきます。